ダナンで開発日誌(ホーチミン滞在記(旧ハノイ滞在記

ホーチミンでの生活その他 (ハノイに行くまで、行ってから、これから。

ベトナム人の気質について

何か書くほど広く調査したわけでも無いのですが、3ヶ月で感じたことを開いておこうと思います。

 

前提として、ベトナム人の性格についてはその人の都合で随分印象が変わるのではないかと思います。

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大別すれば観光できたか仕事できたか?

 

観光で来た人も自然風物かリゾートはたまた(今でもいるのか知りませんが)風俗おじさんなど、人によって様々でしょうが、多数派と思われる短期滞在の普通の観光では、フレンドリーで親切な人が多いベトナム人に好感を持つのではないでしょうか。

 

ちなみに日本人と韓国人は今でも世界中でキャバクラ、風俗に励んでいて真似する中国人以外からは相当バカにされております。やることがダサいので?

白人もダメな人はいるけどもっとスマートに遊んでいる人が大半。こういうのは印象として大きいので頼むからやめてほしい!国内で日本人とやれ!と言うのが私の願い。

 

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一方で、仕事できた人で資源目的か人的資源目的か金融投資かにもよると思いますが、安い人件費目当て!という人が少子高齢化の日本では多いのではないかと思います。

 

よく聞くベトナム人の気質は我慢強い、勤勉、ずるがしこい、子供っぽい、などステレオタイプがあるようです。

使う側使われる側を観察していてよく聞くベトナム人の気質は一概に正しいとは言えない所があるのかな?と考えるようになりました。

 

安く使いたい、が前提にあり双方で分かっている状況。 

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使われる側は自分は安上がりなんだ、もっとくれ!

逆に、使う側はもっと働かせたい!そして、安いから下に見る。そう思ってなくても実際自分たちと同じ待遇で払わないんだから実はそうな訳です。ここが肝心。

 

また、安くたくさん働かせたい!と二流三流の日本人が考えていることは、ベトナム人でなくてもすぐわかるわけです。

そんな人たちのために頑張る人はあんまりいませんよね?私なら御免被りたいところ。

 

後進国へ来て安く使いたいというメンタリティで、しかもモテないおっさんで女目当とかも絡んでいたりすれば、なかなかイーブンな関係どころか、人としての関係は初めから程遠いわけです。

 

最近までフランス植民地で半分支配され、なんとかか逃れようと頼った相手は帝国日本に共産主義、そして気がつけば超貧乏国。

彼らとしても色々と外国人に対して考える所はあるでしょうし、もっと言えば国とか権威に対しても諸々あるんではないかと思うわけです。

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(大昔のベトナム)

 

そう言う所が根底にあるのであまり情緒的な部分で表面的に評価するのはフェアじゃないのかなー?と感じるようになりました。 

 

しかしながら、性格というより仕事の性能の話になると、ここははっきりダメだなーという所は目についてきました。(知的労働の場合)

 

一番はやはり共産主義教育。

歴史、哲学が共産主義ホーチミン先生ベースなので謙虚に人類の英知から学ぶ、ということではないようで初めから欺瞞満載。小学校にもホーチミンさんの絵が校舎にデカデカと書いてあったりします。

 

アメリカの自然主義とか極端な反共産思想も馬鹿馬鹿しいですが、共産主義国のダメさは比較になりまへん。

なぜかと言うと、なぜ?と言うのを許さないので。

 

日本も近いものがありますが、考える教育をしない恐ろしさ。 AだからAだ!と言えてしまう土壌と諦め。

特に女性は諦め感が非常に強く、黙々と単純作業、やればいいんでしょやれば、みたいな所があります。 男もそうだけど、でもサボる。

 

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宗教は麻薬!と言い切る共産国なのに仏教道教は栄えていて信心深い人、迷信深い人が非常に多いのも、この考えない、と言う事と相性が良いのかな?と思います。

 

また、言語的に日本と近いものがあり、あまり機能的に優れていないのに上下関係のための文法は沢山ある封建言語。

ルールは面倒だが冠詞や複数形がない、時制や語順はルーズな印象。 多民族貿易と戦争で鍛えられてきた英語とは機能が違うなーと感じる所あり。というのは認識が曖昧な所が日本人と似ているので。

 

考えない、理屈を積み上げて判断しない、ボンヤリ、というのは子供っぽいことになりやすく、しかし一方で明るく陽気、ということにつながっているのかもしれません。

 

ベトナムは観光で来るに限る。

(胆汁労働で安くこき使いたい、風俗マンセーな人以外は)