夜行列車でハノイからフエ&ダナンへ!
ハノイ以外は、日本から弾丸ツアーでホーチミンとムイネー、ダラットを巡るドタバタツアーでチラ見したことがあるだけの私。他の都市も見なくては、と一念発起、ダナン方面へ出かけることにしました。
ダナンへはノイバイ空港から1時間ちょっとで行くことが出来、フエへもそこからシャトルバスで数時間で行くことが出来るそうですが旅情をもっと味わいたい!と言うことで寝台列車で行く事に。
心配なので事前にチケットを駅で購入しておきました。フエ駅まで二等寝台一階席116万ドン、フエ駅からダナン駅まで13万ドンでした。日本円で約 6000円と650円です。フエからダナンもまとめて購入できました。 本数は少ないけどちゃんとした仕組みがあって安心安心。
フエ駅までは13.5時間ほど。夜10時過ぎに出て昼前にはフエ駅に到着する予定。12時チェックインの安ーいバックパッカーホテルを予約済みなのでちょうど良いです。
ベトジェットの検索例。実際は税金とか諸々で往復1万円くらいになりますので片道5000円程度。安っ!
長時間かかることを考えると電車はかなり割高?でも魅力あるもんねぇ〜。
チケットを買う
入って右にチケット窓口があり七番窓口で買いました。
1. 笑顔で近づいて
2. シンチャオ〜、と挨拶
3. フエー(ふ エー↑)とエが上がるような音程で発音。|
持ち物について。
4. かならず1Fベッド席を指定(後述
おやつは必須
乗る際のオススメの持ち物は
1. 大目にカボチャの種
2. 上下スウェットかジャージ(温かめの寝巻き)
3. できれば2Lのペットボトル
を持っていきましょう。 長い長い電車の旅ですがコーヒー、食料は売りに来るので必要ないかも。朝起きて歯磨きしたりにも使うのでペットボトルの水は多めをおすすめします。
チケット購入について。
空港と違い鉄道駅は英語通じない前提でいきます。
特に電車のチケットを買うときには紙にあらかじめ目的に、日時、時間帯などを書いて見せるのが良いです。 ベトナムは 日 / 月 の順に書くのでそこも注意してください。
無事に乗車。
とは、残念ながらいかず。。。チケットの場所に行くと知らない老夫婦が占拠してました。 隣の部屋のおじさんがニヤニヤしてお前上が空いてるからそこへ行け!みたいな感じでまくしたててます。
出発までまだ時間があったので外に出て事情を車掌に訴えて、イマイチ対応してくれないのでチケットブースやらあちこちで訴えてまた車掌に連れていかれ…結局、老夫婦は別のところへ連れていかれましたが出だしから大変。
電車に乗る人はベトナムでも地方都市に住む低所得の方が多いようで道楽で遠くまで行く電車では無いようです。自分が知っているベトナム人とは別の人種で中国の田舎の人みたいだなー、という印象。。。
....
ハノイを出発 (22:19)
予定より1分早く出発。(謎
席の件でゴタゴタしましたが、電車は何事もなかったように出発進行。
車窓からの街の眺めは見慣れたハノイとは違って素敵に見えるから不思議です。チューリップは造花で過敏は両面テープ?で動きづらい状態。(笑
とにかく1Fを死守
コンパートメントは少し高いですが下の階が断然お勧め。上の階は景色みれないし下に降りてから靴を履いたりいちいち気を使うのでダメです。
なんとしても下の階のチケットをゲットします。
↑の写真のドアノブレバーの下の小さな金属の棒状の出っ張りを押すとロックが解除されてノブが動きます。 よく揺れるため開いたり閉まったりしないようになっているようです。
またこの小さいステップを足場にして上に上がるため、老人や体の不自由な方には厳しい仕様です。 お年寄りの家族は何も考えず拳を買い不可抗力を武器に1Fに居座る、というのを常日頃繰り返しているだな、というのがやり取りの中で感じられました。ネットで予約購入できるんだから親孝行ちゃんとしろ!と息子に日本語で言いましたが通じてないでしょうな(笑
寒い車内
ダナン方面は30度と熱帯全開なようなので薄着で荷物を減らして突撃したのですが、電車の空調はハノイの時点で熱帯設定。薄いカバーでは寒くて寒くて…二階の席を取っていたと思われる老夫婦が居ないので二階のカバーを拝借してそれでも寒い寒い、揺れもものすごくしっかり眠ることはできませんでした。まあこれも深夜特急旅、楽しまないといけません。
夜が明けて。まだまだフエは遠い。
明るくなってきたのでトイレへ…。
廊下。寝台列車車両に乗ってるな!って感じがします(笑
ロシアで乗った寝台列車と同じような構造ですがベットは狭め、トイレはきれいめ。でも紅茶のサービスは無し。
とら残念がっていたらコムソイを売りにきてくれました。買う買う、お願いします。
食いしん坊バンザイ
車窓はずーとこんな
たまに川
水田が多くなんか安心します
旅の仲間
はじめの同室の老夫婦は残念でしたが、その後明け方にどこかの停車駅から、二階席へおばさん達が乗ってきました。 割高な金額で遠くに行くためにずーっと乗る人はあまりおらず、地方駅ごとに出たり入ったり、という事のようです。
基本一階は昼間はみんなで座って共有ゾーンとなります。おばさん達は隣の部屋にも仲間がいて私の部屋に合流、色々食べ物持ち込んでてゆで卵やらフルーツやらごたそうになりました。
私も持ち込んでたカボチャの種をシェア。駅員さんがちょっとくれない?とか入ってきたり(笑
いや〜、最高…ごちそうさまでした。
やんちゃ小僧が超かわいかった第3の旅の仲間。
その後も美人妻と小さい子供連れの家族がおばちゃん達と入れ替わりで乗ってきたり楽しい鉄道の旅となりました。家族一行はなんとホーチミンまで行くという…裕福そうだったし道楽系かもしれません。
12:00 フエ着。
そうこうしてたらフエに到着。
出発時にはホームからはみ出てて取れなかった動力車。
フエ駅。
タクシーボッタクリに注意
フエ駅の前はだだっ広く閑散としていて軽食カフェが2軒ほど。小さな町の至近あり気温とホテルによってはバックパックであれば歩いていくことも可能な距離です。
情弱なのでタクシー乗らなきゃ!という顔をしていたら、緑色のタクシーのおっさんが100Kでホテルまでで、とふっかけれれました。流石に高すぎるだろう、とダメダメサインしたら50Kに(笑
実際にはそれでも相場の倍でしたが(泣笑
フエで観光をしたらダナンまで電車で行きます。 ハイヴァン峠を登るところが旅のハイライトになるはず!
#フエ #ベトナム #寝台列車 #ボッタクリタクシー #鉄撮り